「HSの解釈に関する通則」のページを改訂しました

 「HSの解釈に関する通則」のページを改訂しました。
 「HS(統一システム)の解釈に関する通則」は、略して「通則」とも呼ばれますが、HSコードを決定する際の基本的なルールを定めたものです。通則を理解しないと正しいHSコードの附番を行うことはできません。
 「HSの解釈に関する通則」は、関税率表においては、「関税率表の解釈に関する通則」、輸出統計品目表においては「輸出統計品目表の解釈に関する通則」と呼ばれていますが、規定は同一です。
 今回の改訂では、それぞれの通則が適用される事例や、通則を適用できない事例を追加し、充実を図りました。皆様のHSコードに関する理解を深めることが出来れば幸いです。

「HSの解釈に関する通則」の解説ページ

 通則は1から6まであります。
 通則1から通則4までが項(HSコード4桁)の決定に関する規定で、HSコードの基本となる特に重要な原則です。

  • HSの解釈に関する通則
  • 通則1:物品のHSコードを決定する際には、項の規定及びこれに関係する部注又は類注の規定に従うことを規定しています。
  • 通則2:(a)未完成の物品及び組み立てられていない物品、及び、(b)2以上の物質からなる物品の分類に関する規定よりなります。
  • 通則3:2以上の項に分類される可能性がある物品の分類に関する規定です。小売用のセットの分類に関しても規定されています。
  • 通則4:非常に稀なことですが、どの項にも該当しない物品にかんする分類について規定しています。
  • 通則5:物品と共に輸出入するケース、容器、包装に関する規定です。
  • 通則6:項の分類を決定した後の号(HSコード6桁)の決定に関する規定です。
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